海に行ったら、日焼けして、痛くてピリピリする!
なんていうこと、皆さんも経験したことが
あるのではないでしょうか?
実は、私も、子供と潮干狩りに行ったときに
日焼け止めをつけ忘れた腕が真っ赤になって、
熱を持ちあまりの痛さに耐え切れず、
水風呂に入って冷やしたことが何度かありました・・・。
一部ならまだしほぼ全身を日焼けしてしまったら
ひんやり冷たい水風呂が全身を癒してくれるのは病みつきです。
だけど、ちょっと待った!
日焼け後に水風呂は本当にいいのか?
についてしっかり説明したいと思います。
全身日焼けしちゃって、
水風呂で冷やしたいけれど、入浴時間と温度は
どのくらいがいいの?
と知りたい方も必見です!
これを読まないと
間違った知識で対処して体を壊しちゃうかも!
目次
日焼けには水風呂がいいの?
日焼けしたら、水風呂に入ると良い!と
いうのは、間違いです!
「えっ!なぜ間違いなの?」と思いますよね。
私もびっくりして、小野皮フ科に問い合わせたら、
「日焼けは、やけどと同じなので、入浴はダメです!
日焼けした所がピリピリして痛みが増しますよ!
当皮膚科では、水風呂に入るという指導は行っていません!」
あちゃー。今まで間違っていたんだ・・・。
じゃ、どうしたらいいの?
小野皮フ科で聞いた内容をまとめると、
「タオルを氷水などで冷やして、
軽く絞って、日焼けしたところに当てるといいですよ。
タオルがぬるくなったら、また冷たい氷水に浸して、
軽く絞ってから患部に当ててくださいね。」とのこと。
そっか。タオルで繰り返し冷やせばいいんですね!
そういえば、熱湯などでやけどをしたときは、
痛さより、冷たさを感じるまで冷やしていました!
日焼けもやけどの一種ですもんね。
保冷材でもいいのか気になったので、伺ったら、
「できれば、水や、氷水で冷やした
タオルの方がいいですよ。
保冷材は、直接肌に当てないで、
薄手のタオルやハンカチを巻いてね。」
お風呂はダメでも、シャワーは
入ってもいいですか?
受付の方に電話を切られそうになったので、
慌てて聞きました。（汗）
「シャワーもダメです!シャワーの刺激も
ピリピリするので、
どうしてもシャワーをしたい場合は、
日焼けで痛くないところだけならいいですよ。」
よかった。かろうじてシャワーは入れそう。
冷やしたら、家で様子を見ればいいですか?
と聞いたら、
「日焼けをして、ピリピリするなど、
症状があるときは、皮膚科を受診してください。」
とほほ・・・。
そうは言われたけど、
できれば皮膚科に行きたくないですよね。
病院嫌いです。(汗)
そんなあなた必見!自分でできる対処法を
紹介します!
水風呂に入っていいのは○○の時!
先ほど、皮膚科で「水風呂ではなく、
冷たいタオルで冷やしてください。」
とは言われたけど、
「本当に水風呂はダメなの?
やけどしたら流水で冷やすよね・・・。」
と思って調べたら、
ありましたよ!
別の皮膚科の先生によると、
「全身を日焼けした場合や、皮膚が水ぶくれに
なるなど、ひどい日焼けをしたときは、
水風呂や冷たいシャワーで、火照った皮膚を
冷やし炎症を抑えると良いです!」
そっか!さっき皮膚科で聞いたときは、
体の一部を日焼けした時の対策を聞いたから、
水風呂NG!って言われちゃったんだ。（汗）
全身など、広範囲でやけどした時は、
水風呂や、冷たいシャワーで炎症を抑える
とよさそうですね。
どういうときに水風呂に入っていいのかが
わかったら、水温も気になりませんか?
調べたら、
「水温は、ぬるま湯よりは
少し冷たいかな。と感じるくらいが
ちょうどよい。」とのこと。
結構アバウトですね。感覚って人それぞれ違う
から、何度ぐらいが適切か、目安が知りたいですよね!（怒）
さらに調べて、見つけましたよ!
「15度くらいがおすすめ」とのこと。
そこで、今の水温って、どのくらい?
と気になって調べたら、25度でした!
でも、風呂自動の機能を使って、水風呂を入れようとすると、
35度より低い温度に設定できないので、
直接お水を湯船に入れて、氷を浮かべて
温度調節をすることになりますよね・・・。
う～ん。めんどくさい!
気持ちを切り替えて、
今度は、何分ぐらい入浴するといいか気になりますよね。
調べたら、
「15分くらいを目安に入浴しましょう。
体の冷やしすぎに十分注意して、
長くても30分程度がおすすめ!」
「えっ!せっかく氷も入れて温度調節したから
もっと入りたいよ～!」と粘りたいところですが、
風邪をひいたり、心臓に負担がかったりして、とても危険なので、
入る時間は、ほどほどにしましょう。
入浴しても、痛みがあるときはどうするの?
「1日に何度も水風呂に入るのではなく、
冷やしたタオルで患部を冷やすといいですよ。」
日焼けするといろいろと面倒ですね・・・。
それにしても、氷が沢山必要になりますね・・・。
いざというときのために、冷凍庫にストック
しておこうっと。（汗）
でも、氷を作り始めたら、
「わーい!氷だ!」と息子がボリボリ食べています・・・。
とほほ。また作らなきゃ・・・。（笑）
話を戻して、
日焼け範囲が広範囲のときや、
水ぶくれが大きくできているときは、
腹をくくって、皮膚科へレッツゴーです!
日焼けした時の応急処置の動画はこちらをどうぞ。
水風呂などで冷やした後はどうする?日焼け後の注意点とは?
・まずは、全身を保湿しましょう!
日焼けした肌は、乾燥して刺激を受けやすいので、
まずは保湿しましょう。
普通の化粧水だと刺激が強いので、
カーマインローションと白色ワセリンがおすすめですよ!全身に使えます。
「資生堂 カーマインローション(N) 」
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日焼けで火照った肌につけると
冷たくて気持ちがよく、私のお気に入りです。
白色ワセリンは、
「ワセリンHG」大洋製薬
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皮膚科ですすめられたワセリンです。
手頃な価格なので、ガサガサ肌の私は一年中愛用してます。
ひりひり痛むときは、
「キップ パイロール-Hi」がいいですよ。
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でも、独特の匂いがするので、息子は
「くさい!」と顔をしかめて、鼻をつまみますが、
今のところやけど跡も残らず、
水ぶくれも調子がいいのでおすすめです!
でも、カーマインローションや
白色ワセリンなどをつけたら、
しみる!痛さが増した!というときは、
すぐに皮膚科を受診してくださいね!
・日焼け後は水分補給も忘れずに！
日焼けした肌は乾燥しやすいので、
体の内側からの水分補給も大切です。
いつもより、こまめに水を飲みましょう。
よし!コップ一杯多めに飲むぞ!
なお、アルコールや、カフェインの含まれる
飲み物は利尿作用があり、水分を体外へ排出
して、日焼けが治りにくくなってしまうので、
我慢です!
トホホ・・・。ビールとコーヒー好きなのに。（汗）
・水ぶくれはつぶさないで○○しよう！
水ぶくれができたときは、
つぶさないようにしましょう。
つぶしてしまうと、細菌が入り、
跡が残ってしまうこともあります!
つい、潰したくなりますよね。
そんなときは、日中はガーゼなどで、
カバーするといいですよ。
私はこれで何とか我慢できました!
でも、息子の目が「キラーン!」と
光って潰そうと狙って来ます・・・。（汗）
そうそう、寝るときは、かゆみや炎症が起こらないように、
ガーゼなどは外して、空気に触れるようにしましょうね。
忘れちゃいそうですね・・・。
スマホのスケジュールに入れとこっと。
・日焼けしても、すっぴんじゃ外に出れない人におすすめの方法！
肌のためには、できれば、日焼けの炎症が
治るまで化粧をしないのが一番!
でも、そうもいかないですよね。
そんなときは、
化粧前に手を洗ってバイ菌を落とし、
ファンデーション用のパフも新品か、使い捨てのものを使うと肌への負担が減らせますよ。
そうそう、帰宅後すぐに、化粧を落とすのも忘れずに!
私はよく忘れて寝ちゃうので、
気付いたときに眠い目を擦りつつ、
夜中でも落とすようにしています。（汗）
・肌に刺激を与えないおすすめの服装、素材とは?
ゆったりとした服装がおすすめですよ。
襟の広く開いた洋服や、前開きの衣服に
すると、着脱時の肌への刺激も避けられるので
おすすめです!
服装がわかったところで、
下着や、服の素材はどんな素材がいいか気になりませんか?
夏だと麻が快適ですが、生地がちょっと
ガサガサするので、日焼けした肌には
刺激が強く、おすすめできません。
一押しは、肌への感触も優しくて
負担の少ないシルクです。
シルクには抗酸化作用もあるので、
日焼けでダメージを受けた肌の状態回復に
効果もありますよ!
「えっ!シルクの下着や服なんて持ってないよ!」
という方も大丈夫。（何を隠そう私のことです・・・（汗））
綿100%もおすすめです。
綿もシルク同様肌に優しい素材ですからね。
ホッ。よかった。綿100は持っています!
アイロンがけが面倒なのが難点ですよね。（汗）
・十分な栄養と睡眠も大事！
十分な睡眠をとって、栄養も摂りましょう。
たんぱく質、亜鉛、ビタミンCの含まれる食品を
もりもり食べると、肌の回復に効果ありですよ!
まとめると、
| たんぱく質の多い食品 | 肉類、魚介類、卵、乳製品、大豆製品など |
| 亜鉛の多い食品 | 牡蠣、肉類、魚類など |
| ビタミンCの多い食品 | 青汁、パセリ、赤ピーマン、キウイフルーツなど |
そうそう、日焼け後は、これ以上肌に刺激を
与えないことが大切ですので、
薄手のパーカーや、帽子、日傘などを利用して、
極力焼けないように十分気を付けてくださいね。
まとめ
1．日焼けしたら、水風呂に入っちゃだめ！患部を冷たいタオルで冷やしましょう。
2．全身など、広範囲に日焼けしたときや、ひどい日焼けには、水風呂や冷たいシャワーで体を冷やして大丈夫。水温に気を付けて、体の冷やしすぎにご注意くださいね。
3．体を冷やした後は、カーマインローションやワセリンで患部を保湿し、水分補給も忘れずに。
もう日焼けしても大丈夫!慌てず、水風呂もうまく使いながら、患部をタオルで冷やしてくださいね。日焼け範囲が広範囲の時や、水ぶくれになって痛むときは、迷わず皮膚科へ行きましょう。
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