入道雲は夏限定じゃない!?その正体は冬にも発生する○○!

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夏の風物詩の一つにも

数えられる入道雲。

 

鮮やかな青い空に

もくもくと浮かぶ

白い大きな雲は

まさに夏の象徴です。

 

その入道雲ですが、

夏だけに発生するものではないって

知っていました?

 

時折SNSなどで、

冬なのに入道雲の写真が

紹介されてたりしますよね。

 

「入道雲は夏に発生するんだからコレ合成だろ!」

なんて喧嘩になってしまうことも

ありますが、

あれ、本物なんです。

 

なんて言うと、

「入道雲は夏に発生するものでしょう?」

「どうして冬にも入道雲が発生するの?」

なんて不思議に思う人もいると思います。

 

今回は入道雲とは何なのか、

どうして夏の風物詩なのに冬にも出るのか

その発生原理などと一緒に

ご紹介します。

 

これを読めば、

「冬に発生した夏の風物詩」

というわけのわからない写真を見ても

「なるほど!」と納得できますよ!

 

入道雲ってなあに?

 

 

そもそも入道雲とは

積乱雲のことなんです。

 

一年を通じて発生する

可能性のある積乱雲ですが

そのほとんどが夏に発生するので、

入道雲(積乱雲)=夏の雲という

イメージが定着したんです。

 

入道雲は日本で使われる

積乱雲の別名であり、

夏の雲の総称ではないんですね。

 

他にも積乱雲には様々な呼び名があり、

例えば関東では「坂東太郎」

京都では「丹波太郎」と

呼ばれることもあるんですって。

 

私は関東在住ですが、

入道雲を坂東太郎と呼んだことは

一度もありません。

 

というか、知りませんでした。

 

聞いたことなら一度あります

おじいちゃんが呼んでいました。

 

てっきり人名だと思って、

「今日は坂東太郎が出てるなー」

と空を眺めるおじいちゃんに

幽霊でも視えてんじゃないのかと

本気で怯えてしまいました(笑)

 

夏にばっかり言うので、

ますます幽霊だと思ってしまいますよね。

 

それに比べて、

入道雲は広く一般的で、

本来の名称の積乱雲よりも

親しまれています。

 

正直私は理科で習った積乱雲と

入道雲が同じだなんて、、、

あまりピンときません。

 

「ああ、夏だなあ。ほら、積乱雲」

なんて、風情の欠片もありませんもの。

 

坂東太郎よりはわかりやすいですが(笑)

 

さて、お次はそんな入道雲が

どうやって発生するのかご紹介。

 

原理を知らないまま、、、

「入道雲は積乱雲だから冬にも発生するんだぜ!」

「なんで積乱雲だから冬にも発生するの?」

「えーーーっと、、、」

 

なんて、恥ずかしい思いをしないように

入道雲がどうやって発生するのかを

ばっちりマスターしちゃいましょう!

 

入道雲の発生原理とは?

 

 

入道雲が発生する条件として、

上昇気流の発生、というものがあります。

 

上昇気流とは、、、

その名の通り、上空に上がる気流ですね!

 

この上昇気流が夏に発生しやすいので、

入道雲が夏に起こりやすく、

夏に入道雲が発生しやすいので

入道雲=夏の風物詩というイメージが定着する

というのが一連の流れです。

 

なんだか連想ゲームみたいですね。

 

上昇気流が下層部の湿った空気を上空に運び、

上空の寒気とぶつかった結果、

もくもくと入道雲ができるのですが、、、

 

下層部に湿った空気はよくありますし

標高が高ければ空気は冷たくなるので

一番重要なのはやはり、

上昇気流なんです。

 

では何故上昇気流が

夏によく発生するのか、、、

それは、発生条件と夏が

密接に関係しているからなんです。

 

どうして夏は上昇気流が発生しやすいの?

 

 

何故夏に上昇気流が

発生しやすいかと言いますと

上昇気流が発生する条件が

ほぼ完ぺきに整っているからです。

 

まんまやないかーい。

って感じですが、

本当に完ぺきに揃っているんです。

「夏のことだろそれ!」

って言いたくなりますよ。

 

その発生条件はこちら!

 

地面が太陽光で暖められて、

暖められて軽くなった空気が

浮力を得ることにより

上昇気流となる。

 

つまり、地面が灼熱の太陽で

カンカンに熱されれば

上昇気流が発生するのです。

 

それ、夏じゃん。

夏のことでしょそれ!

 

その通り。

言った通りでしょう?(笑)

 

熱しやすければ上昇気流も

発生しやすいので

黒くて太陽光を集める

アスファルトの上空は

特に入道雲が出来やすいんです。

 

入道雲のイメージって、

アスファルトの上の青い空に浮かぶ白い雲、、、

って感じじゃないですか。

 

あれって、根拠や理屈があったんです!

 

「なるほど~!」

なんて感心してしまいます。

 

ではでは、

どうして冬にも入道雲が発生するのか、

それにも迫ってみましょう!

 

冬にも発生する上昇気流

 

 

上昇気流の発生条件は

先ほどの一つだけではないんです。

 

他の条件のものは冬にも発生します。

ただし、凄く稀です。

 

例えば、違う方向から吹いた風が

互いにぶつかり合って

行き場を失った空気が

上空へと吹きあがることによって

上昇気流が起こることもあります。

 

海の方から吹いてきた風が

山岳に当たって上昇させられたり、

水蒸気が凝結して発生する熱により、

周りの温度よりも高くなって

浮力が生まれることもあります。

 

難しい言葉を並べ立てていますが、

要は、発生する条件は

夏よりも遥かに難しいですが、

夏以外にも起こり得る、ということです。

 

ですので、

夏以外の入道雲はとてもレア。

 

レア雲過ぎて、

存在を知らない人がほとんどなんです!

 

驚きですね!

 

まとめ

 

・入道雲とは積乱雲のこと

・入道雲(積乱雲)をつくるのが上昇気流

・上昇気流は夏に発生しやすい

・上昇気流は秋や冬でも稀に起こるときがある

 

 

夏の風物詩、入道雲。

 

秋や冬の入道雲は

とても珍しい雲ですが、

絶対に発生しないというわけではないんです。

 

そんなレア雲を見つけたら

写真を撮りたくなっちゃいますよね。

 

でも、存在を知らない人に

「これ、合成だろ!」

って言われちゃったら、

ドヤ顔でこの説明をしてあげましょう!

 

相手も納得して

「すごいっ!」なんて

言ってくれること間違いなしです。

 

ただし、入道雲、つまり積乱雲は雷雲です。

夏であろうと冬であろうと

近くに発生した場合は、

すぐに建物の中に避難しましょう。

 

雷が落ちてきたら

命の危険ですよ!

 

 

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